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本記事ではこのようななんとなくお金のことについて知りたいけど、わざわざ買ってまで読むほどの気力はない方向けに重要な点を端的に要約しました。
あなたの参考になれば幸いです。
本記事の内容
- 毎月手取り月収10%の貯金を継続しよう!
- 自分の支出を把握しよう!
- 支出の予算を立てよう!
本記事で伝えたい主な内容はこの3つです!
なんなら、最初の手取り月収の10%を貯めようってことです!
日本で生活するために会社で働いて給料もらって、そのお金で飯食って遊んで過ごしていますよね。
ただ、何も考えずに生活しているとお金って貯まらないですよね。
そしてどっかに遊びいきたい時や何か欲しいものがあるときに、お金がなくて行けない買えないってことがよくあると思います。
だから20代のうちにお金のことについてちゃんと考えないといけないなぁ〜とぼんやり思ってはいるものの、思うだけで何も行動せずに今日に至ります。
そんなあなたでも収入の10%を貯め続ければお金のことで困らない人生を歩む第一歩を踏み出すことができます。
ズボラな人でも実践できるように小学生でもわかるように重要な部分を要約しました。
お金の話ってあまりしたがらないですが、自分のお金のことぐらい真剣に考えてみましょう。
そしてできるだけ早いうちに、20代のうちに習慣化しておきましょう。
そうすると30代になったときに、なにもしていない同世代と雲泥の差をつけることができます。
生活のために仕事をして貯金も0の30代になるか、
好きな仕事をして将来の為の貯金もある30代になるか、
それは20代でお金のことについて考えるかどうかによります。
あなたも雲泥の差をつけられないように20代の今考えましょう!
本記事の根拠
- 実際に本を買って読み込んだ
- 自分に必要な部分だけを要約した
- 毎月手取り月収10%を貯金し始めて、50万円まで貯めることができた
50万円と聞くとなんだ、たったそれだけかよと思うかもしれませんが、私も3年前までは貯金0でした。
なんならクレジットカードで若干借金しているような状態でした。
そんな私でも素直に毎月10%貯めるようにしていったことで50万円まで貯めることができました。
現在27歳なのですが、この本を20代のうちに読んでおいて良かったなと思います。
なぜなら、30代にもなって貯金0はやばすぎますよね。
でも人間って当たり前のことができない生き物じゃないですか。
なにかのきっかけが間違いを正すことができるようになります。
本記事がそのきっかけになれば嬉しいです。
毎月手取り月収10%の貯金を継続しましょう!
まずは毎月給料が入ってきたら、手取りの10%を貯金しましょう。
手取り月収が15万円だったら、10%は1万5,000円になります。
これを毎月継続しましょう。
最初はこれが難しいんですよね。
わかります。
なので次のステップで自分のお金の使い方について把握しましょう。
自分の支出を記録しよう!
自分の収入で生活しているのだから、毎月どれだけお金を使っているかは把握しましょう。
これが会社のお金だったらしっかりどれくらい使ったか気にしますよね。
けど、自分のお金になると急に適当になって把握しなくなる人が多いんですよね。
そして、何もしていないからお金が貯まらないという事態になります。
なので、まずはとても簡単なことで自分が何にいくら使っているのかを把握するために支出を記録しましょう。
要は家計簿ですね。
ただ、家計簿と言うと「あ、無理」と拒絶反応を示す人がいますが、ちょっと待ってくださいね。笑
完璧な家計簿をつくらなくても大丈夫です。
おおざっぱな家計簿でできればOKです。
具体的に
まずは固定費と変動費に分けます。
固定費は毎月支払う額が同じものです。
変動費は毎月支払う額が変わるものです。
固定費は次の通りです。
- 家賃
- 携帯代
- Netflix代
- 先取り貯金(手取り収入の10%)
- 奨学金返済
固定費のポイントは貯金する10%を先取りとして先に含んで計算することです。
このことによって、生活費から捻出するという考え方がなくなるので貯めるのが非常に楽になります。
固定費は手取り月収のだいたい40%くらいに抑えたいですね。
そして残りの60%で変動費を考えていきます。
手取りが15万円の40%は6万円です。
残りの9万円が変動費代となります。
次に変動費は3つに分類分けします。
- 浪費 20%
- 消費 60%
- 投資 10%
変動費の中でさらに割合としては、こんな感じです。
ポイントは消費の60%以内で生活をやりくりすることです。
変動費で使えるのが9万円とします。その60%は5万4,000円です。
だいたい5万円で生活するのは普通です。
まずは生活する上で使っていいのは、5万円くらいなんだということを認識します。
そうすると、お金の使い方がなんとなくわかってきます。
浪費とは、無くても困らない贅沢品のことです。
飲み会や友達と遊ぶ時のお金は浪費になります。
消費は、生活する上で必要な出費のことです。
食費や電気代、水道代、ガス代などは変動費の消費に含みます。
投資は、未来の自分へのプレゼントとなる出費のことです。
例えば、勉強してスキルを身につけるための本を買うお金や、マッサージなどで自分の体を癒すためのお金です。
支出の予算を決める!
ここまで来たら、あとは毎月使っていいお金の予算を決めます。
理想的な割合をまとめるとこうなります。
支出項目 | 手取り月収に 占める割合 | 手取り月収15万円 の場合 |
---|---|---|
家賃 | 25% | 37,500円 |
先取り貯金 | 10% | 15,000円 |
その他固定費 | 11% | 16,500円 |
浪費 | 12% | 18,000円 |
消費 | 36% | 54,000円 |
投資 | 6% | 9,000円 |
合計 | 100% | 15万円 |
一応これが理想的な支出の割合になるので、これで予算を決めたら、毎月予算内でやりくりをしていきましょう。
ポイントは、支出を細かくしないことです。
目的は、毎月手取りの10%を貯めていくことにあるので、そのほかの支出は大雑把で構いません。
空欄のセルを準備しておくので、自分の手取り月収で毎月の支出の予算を決めてみてください。
支出項目 | 手取り月収に 占める割合 | 自分の手取り 月収の場合 |
---|---|---|
家賃 | ||
貯金 | ||
その他固定費 | ||
浪費 | ||
消費 | ||
投資 | ||
合計 |
家賃が25%をオーバーしてしまう人が多いと思うので、その人達はまずはその家賃で自分の予算を計算してみましょう。
自分の手取りの25%を越えてる家賃はそもそも住むべきではないということになります。
早めの見直しをおすすめします。
もしくは、ほかの部分で工夫してどうにしかして毎月手取り月収の10%が貯めていけるようにしましょう。
貯める銀行口座は少しでも金利の高いところにしましょう!
毎月手取り月収の10%を貯めていけるようになったらもうそれだけで優秀です。
そんな優秀なあなたにもう一つアドバイスです。
10%を貯めていくのは、最初は現金でも、ゆうちょでもどこでも問題ないです。
ただ、余裕が出てきた頃には金利を考えてみてください。
金利とは、お金を預けているだけで増える利息の割合のことです。
利息とは、貸したお金に対して支払ってもらえる対価のことです。
例えば、100円預けて1円増えて、101円になればそれは金利1%です。
2020年では、ゆうちょなどの金利は0.001%です。
これは10万円預けてやっと1円の利息です。
私のおすすめは楽天銀行で楽天の証券口座とマネーブリッジをすると、金利を0.1%まで100倍あげることができます。
そうすると、同じ10万円を預けているのに、100円の利息をもらうことができます。
20代なので、これからずっとお金を預けていくことを考えるとできるだけ金利の高い銀行口座を使うようにしましょう。、
30代で起業する準備を20代でしておこう!
会社に雇われている間は、、与えられた仕事をするだけで毎月安定した給料をもらうことができる。
けど、仕事に愚痴など言っていませんか?
上司が使えないだの、同僚と同じ給料なのは納得いかないなどと、おそらく不満は誰にでもあるのかなと思います。
そんなときに、自分が雇われている身のうちは文句なんて言える立場ではありません。
それが嫌だったら自分で起業してしまいましょう。
自分のやりたいことを考えて人のためになる仕事だったらやりがいがありますよね。
起業するメリットは仕事を自分のスタイルにデザインすることができるところです。
- 仕事内容
- 働く時間
- 職場環境
- 通勤時間
- 長期の休暇を取る
自分のやりたいことをにあわせて柔軟に対応できるようになっていきます。
このまま雇われて安定した給料をもらうか、自分のやりたいことで起業してお金を稼ぐか、自分がどっちがいいのか20代のうちに是非考えてみてください。
年末調整と確定申告は社会人で知らないと恥だと思え!
会社員だと、会社が代わりに税金のことをやってくれるので、税金にうとくなってしまうのがデメリットです。
しかし、税金について知らないで通じません。
社会人として、税金についてはしっかり理解しておきましょう。
代表的なのが年末調整と確定申告です。
まず年末調整は、毎年12月に、見込みで多めにとられていた所得税を年収が決まる12月に計算して、多めにとられた分を戻してくれる制度のことです。
自分の給料からどれくらい所得税と住民税が引かれているかは確認しましょう。
税金には控除という仕組みもあるので、しっかり理解して活用しましょう。
次に、確定申告は、1年間の間に2,000円以上のふるさと納税をしたり、医療費が年間で10万円以上支払った場合などは、会社員でも確定申告をすることで、引かれていた税金が返ってきます。
このあたりの知識もめんどくさいですが、勉強しましょう。
健康第一!
あなたの体が資本です。
健康でないと仕事ができないので、健康には意識しましょう。
20代だとこれくらい大丈夫と思いがちですが、無理した代償はいずれきます。
そうならないように自分の体はケアしましょう。
あなたの体を気遣いできるのはあなただけなのですから。
1日5分でもいいから勉強して!
たった5分でいいから勉強してください。
勉強というと小難しいことを考えがちですが、自分の知らないことを今持っているスマホで調べるだけでOKです。
新しい知識を学ぶというのは生きていく上で非常に大事だと思います。
昨日よりも今日のほうが少しだけ成長していると、その積み重ねで5年後10年後に大きな差となります。
いきなり1時間はできないと思うので、まずは5分だけでもいいので勉強してみてください。
実際5分だけ初めてみたら気付いたら30分勉強してた。なんてことになれば私の思うツボです。
良いスパイラルに入ってください。
結婚前に年収分は貯金しておこう!
いずれ結婚を考えている人は、独身時代に自分の年収分は貯金しておきましょう。
手取り月収が15万円だったら約200万円くらい。
結婚式でお金を使いますが、その後の新生活のことも考えましょう。
年収分の貯金があればとりあえず心に余裕が生まれると思うので、ここが最低ラインです。
個人年金は40代になってからで十分間に合う!
20代のうちは個人年金には入らないほうがいいでしょう。
個人年金は60代になってから使えるお金になってしまいます。
60歳になるまでに、お金を使うシーンはたくさんあります。
そんな60歳のことを心配する前に、今目の前のやりたいことに力を使いましょう。
5年後、10年後を考えることは大事ですが、40年後は長すぎます。
なので10%は貯金しますが、あくまでも使える状態にしておくことです。
いざってときに使えなかったら意味ないですからね。
「20代のいま、やっておくべきお金のこと」について
ここまでお金のことについて重要なことをまとめましたが、なんだかんだ長くなってしまいました。
本書にはもっと細かい部分まで書かれていますが、自分に必要ないところは飛ばし読みで良いかなと思います。
本記事は個人的に重要だなと思ったところをピックアップし、他の本で学んだことも追加しています。
もっと細かいところまで知りたいという方は是非こちらから購入して読んでみてください。
読んでみて、本記事が必要な部分だけをまとめてくれててやるじゃんと思われた方は是非その感想をコメントにてお待ちしております。笑
また、20代のうちにお金おことについてもっと勉強したい方向けに私がおすすめする本を紹介します。
こちらは3つのサイフでお金を貯めていく方法を具体的に解説してくれています。
本記事でも使った、変動費を浪費、消費、投資に分けるのもこちらの本で勉強した内容です。
是非もっと詳しく知りたい方は購入して読んでみてください。
20代の人にはもってこいの本だと思います。
まとめ
まとめると、手取りの10%は貯めてください。
もうお願いです。笑
10%を貯めようとしたら、自分がいま何にいくら使っているのかを気にし始めると思います。
本記事がそうやって少しでも自分のお金のことについて考えるきっかけになれば幸いです。
みなさんの感想もお待ちしております。
それではまた!