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プロスペクト理論
目の前の利益に飛びつくな
儲かる喜びよりも損する悲しみのほうが絶対量が多いという特徴がある。
FXで儲けられない人の多くに共通することに
「損切りが遅く、利益確定が早い」
→
「損切りが早く、利益確定は遅い」
損をするときはなるべき小さく抑えて、利益はできるだけ伸ばすというやり方が必要です。
プロスペクト理論でよく使われる2つの質問
【質問1】
次の2種類の選択肢があります。あなたはどちらを選びますか?
①50%の確率で100万円がもらえるが、50%の確率で1円ももらえないくじ
②確実に50万円がもらえる
【質問2】
次の2種類の選択肢があります。あなたはどちらを選びますか?
①あなたには100万円の借金があります。50%の確率で借金がすべて帳消しになるが、50%の確率で借金はそのままのくじ
②あたなには100万円の借金があります。そのうちの50万円を帳消しにしましょう。
2020/01/15時点でのわたしの回答
質問1は①
質問2は②
質問1で確実に50万円がもらえる②を選んで、
質問2で全借金がチャラになる可能性のある①を選んだあなたはきっと損切りが苦手で利益を伸ばすのも苦手な人です。
どの選択肢を選んでも期待値はすべて50万円です。
人間は目の前にある利益は確実に手に入れようとする一方、借金や損失に対してはすべてを回避する可能性にかけてみたくなるものです。
FXで生き残っていくためには、プロスペクト理論を理解した上で、人間がもっている本能に背く必要があります。
成功に必要なのは素直さです。
損しないことを目的にする愚策
FXは利益を生むために行うものです。
人間には損失回避の本能が備わっています。
FXで利益を産むためには、自己規律と本能に立ち向かう強さが必要です。
ポジションを持つ前にいくらまでなら損してもいいかを明確にしておきましょう。
まずは上手に負けるトレーダーになりましょう。