この記事は約 5 分で読めます。
最近、改めて思ったのですが、
人間にとって一番価値がある能力は「考える」ことですね。
どうやったら現状を改善することができるか、自分の人生について考えるのは自分だけです。
FXのトレードにおいても、どうやったら稼げるようになるのかは、自分で考えるしかありません。
それをいままでしてこなかったので、今日から早速、「トレーディング日誌」を始めていきます。
【結論】トレード日誌をつける→最も頻度の高い失敗を排除する
トレード日誌をつける主な内容は次の2つです。
- エントリーした根拠
- 負けた原因
具体例
- エントリーが遅すぎた
- 利確が早すぎた
- ポジションを持ちすぎた
- 欲を出しすぎた
- 神経質になりすぎた
- ストップ・ロスを無視した
トレード日誌をつける目的
- 自分が何者なのか
- どこに行こうとしているのか
この2つを手助けしてくれます。
トレードの成功は、勝ち方によるのではなく、負け方により決まる!
失敗を検証する作業を行うことで、
- 何をしてはならないのか
これを学ぶ必要がある。
トレーディング日誌とは、失敗を日誌に書くこと
日々FXのトレードをしていく中で、むたみやたりに取引しても勝てるようにはなりません。
トレードで最も価値のある行動の1つが、負けた情報を記録に残すことです。
「なぜ負けたのか。」
これを改善していかないと勝てるようになりません。
考えないと、同じ負けパターンを繰り返してしまいます。
日誌に負けトレードを記録することで、次のトレードから今回の負けを排除していきます。
そうすることで、負けを排除していき、勝てるトレードができるようになっていきます。
日誌をつけるというとても単純な作業が、いかにトレードにおける失敗を排除する助けとともに、勝つ能力が向上することに驚くこととなる。
実際に2020/03/21から検証していきたいと思います。
トレーディング日誌の付け方
- 約定日:2020/01/01 21:00
- ロングorショート:ロング
- 通貨ペア:ドル円
- ロット数:1lot
- 取引スタイル:デイトレード
- エントリー価格:110.000
- エントリー理由:抵抗線をブレイクアウトしたから。
- 当初のストップ・ロス:109.900(当日の安値よりも下方に設定)
- 利確目標:110.500(+2σタッチで利確)
- 決済日:2020/01/01 23:00
- 決済価格:109.890
- 決済理由:当初のストップ・ロスを下回ったこと。
- 損益結果:200円、つまり、20pipsの損失
【失敗その1】
引き金をひくことを恐れたこと。買い入れに際して躊躇したことによって、買い入れ価額が買うべき水準よりも5pips高くなってしまった。この失敗だけで5pipsのコストが発生した。
【失敗その2】
ストップ・ロスを無視したこと。109.900にストップ・ロスにおいて、希望という名の敵に屈した。砂の中に頭を突っ込んで、反発の可能性のほうが高いと信じようとした。この失敗によって、さらに15pipsのコストが発生した。
【失敗その3】
該当なし
このようにトレーディング日誌をつけていく。
そうすることで、自分が何者でどこに向かおうとしているのかがわかる。
例えば、上昇トレンドなのに、天井だと思い逆バリエントリーを何度もしてしまうといった失敗をしたとする。
そのような場合は、以後10回の取引においては決して同じ失敗をしないようにすることだけを唯一の目的とする。
トレーダーの関心は、利益を上げることにあるのではなく、失敗を繰り返さないことである。